愉快痛快奇々怪々

作家:藤白圭のブログです。創作・都市伝説取材・不可思議な出来事・キモカワイラストでの一言・近況等を書き記していきます。愉怪な夜を皆様に……

管野光人(丹一)さんについて

今年の一月。

愉怪屋メンバーの管野光人が亡くなりました。

彼ほど、創作に対し、自分自身のこだわりが強く

彼ほど、優しく、誠実で、器の大きなクリエイターは

藤白は出会ったことがありません。

 

そんな彼は、エブリスタの妄想コンテストで何度も入賞し、何度も大賞をとっていました。

 

実力も人柄も兼ね備え、編集能力や細やかな対応能力もある彼を失い、正直、我々愉怪屋メンバーは、心にぽっかりと穴が空いている状態がかなり続きました。

 

藤白が第五回愉怪屋杯の受賞作品を自費出版とはいえ幻冬舎様より、全国発売に踏み切ったのは、もちろん、記念すべき『第五回』だからということもありますが、管野光人の作品を、一つでも『書籍』として後世に残したいという気持ちもあったからです。

 

エブリスタ内の妄想コンテスト。

こちらは、公に賞金がでる大切なコンテストです。

コンテストで受賞した作品を、個人的に使えるかどうか……

そんなの、普通であれば、無理に決まっています。

 

 

今回、エブリスタ様

 

estar.jp

より許可を頂くことができ、第五回愉怪屋杯受賞作品アンソロジー「因果」の中に、収録させていただくことになりました。

本当に、エブリスタ様のご配慮、そして、臨機応変な対応&気配りに感謝しております。

 

素敵なイベント

夢広がるコンテスト

書籍化のチャンス

それだけでなく

ずっと支え合える仲間たちと出会えたのは、エブリスタという執筆サイトだからだと思っています。

本当に感謝しかありません。

ここで改めて御礼申し上げます。

 

また、愉怪屋杯に関しましては、いままでも、審査員やメンバーの作品は必ず収録させていただいております。

亡くなった管野も、いまだに愉怪屋の大切なメンバーです。

今回、審査員はつとめておりませんが、「名誉会員」とさせて頂きます。

彼の

高い志し

優しさ

前向きさ

懐の深さ

を、今後も愉怪屋は背負って頑張っていきたい。

 

そんな気持ちを込めて、管野の作品を収録させて頂きます。

是非、出版した暁には、管野を知っている方はもちろんのこと

管野を知らない方々にも、彼の作風、彼のこだわりを知っていただけら幸いです。

 

第五回愉怪屋杯

 

管野の大好きだった『ホラー』『ミステリー』ジャンルでの作品募集。

 

本当に素敵な作品ばかりで

審査員一同、とても感謝しております。

 

受賞作品もある程度、決まりつつあります。

 

来月

クリスマスに発表となります。

 

みなさま

ワクワクしながら待ってくださると嬉しいです。

 

藤白も、来年は正直、チャレンジの年。

今までとは違う、新たな試みの作品を発表していく予定です。

今現在執筆しているもののほかに、原点にもどり、WEB小説も一つぐらいは書きたいなーと思っております。(がっつりホラーでいきたいなと)

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。