以前、このブログにも書きましたが、一昨年、某ホテルで自身の身に起きた怪異から救ってくれた荼枳尼天様。
今年もしっかり感謝と今年の目標を伝えに、豊川稲荷へ行ってきました!
豊川稲荷のご本尊様は千手観音様。
千手観音様といえば、今年の干支である子年の守護仏様でもあります。
今年行くべきお寺だと言えるかも!!←その理由は千手観音様だけではないので、②もお楽しみに!
稲荷なのに、何故、観音様が祀られているのか?!
その理由は、豊川稲荷はお寺だからです。
正式名:円福山豊川閣妙厳寺という曹洞宗のお寺なのですが、敷地内には何故か鳥居があります。
この鳥居にも卍の印が彫られているとことから、「お寺」であることがよくわかりますね。
本堂には千手観音様
本殿には荼枳尼天様が祀られてます。
そのため、本堂の屋根には稲穂のマーク。
これはお稲荷さんのシンボルマークなんですよー。
お寺なので、通常、神社を参拝するときには
二礼
二拍手
一礼
が一般的ですが、こちらでは違います。
合掌し
「帰命頂礼(又は南無)豊川 枳尼眞天 」(キミョウチョウライ トヨカワダキニシンテン)と3回唱え
「尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オンシラバッタニリウンソワカ)」と3回唱えて終了です。
出来れば、本殿のお参りするよりも先に、奥の院とも呼ばれる
「霊狐塚」
に行かれることをお勧めします。
こちらには800体以上のお狐様が奉納されている狐塚は圧巻!
この場所はかなり空気が澄んでいて、個人的に大好きな場所です。
狐の顔も様々なので、ご自身のお気に入りを探すのもいいかもしれません。
ちなみに晴れの日はこんな感じ(昨年の写真)
ただし
絶対に触れてはいけません。
触れると罰が当たるという噂も……
そして、この狐塚にはもう一つ。
パワースポットが……
それが、この溶岩の塊!!
お狐様の像も圧巻ですが、この巨大な溶岩の塊も触れるだけでパワーが伝わってきます。
そして、この溶岩の隙間に硬貨をいれる方も多いのですが、この隙間にあるお金を見つけられると、その年は金運アップするとか、収入が増えるだとか言われています。
なので、見つけた場合はそれをお守りとして大切に持つ人が多いそうです。
た
だ
し
もしも、本当にご利益があった場合は、翌年必ず、見つけた硬貨の倍以上の硬貨をこの溶岩の中に戻さなくてはいけません。
す
な
わ
ち
ご利益倍返し!!!
流石はお狐様。
一度信仰したら一生信仰しなければならないと言われるだけあります。
もしも、翌年お返ししなかった場合は――
どうなるかは自己責任でお願いしますm(__)m
そんな幸運とも凶運とも捉えられる噂のお陰で、日々、沢山の人たちがこの塚に群がっている溶岩の狐塚。
昨年、一月十一日に祈祷に来た時も、藤白自身ここを訪れたのですが、多くの人たちが溶岩に群がり硬貨を探していました。
けれど、皆さま、これが意外と見つからないらしい。
そりゃ、毎日のようにこれだけの人が集まってれば、硬貨もなくなるよ……と思って眺めていただけの藤白は、あっさりと見つけてしまったわけなのですが(笑)
皆さまには申し訳なかったのですが、藤白はそれを大事にお守りとして持ち帰らさせて頂きました。
結果
ご利益はありました!
な
の
で
勿論、今年は倍返し以上の硬貨をこっそり溶岩にお返ししてきましたよー!!
銀色に光る硬貨を手にしたアナタ!!
もしかしたら、藤白のご利益硬貨かもしれません。
ちなみに、この日は生憎の雨。
人もいなけりゃ、足元も悪い。
溶岩の周りも水溜まりというか、すでに裏側は大洪水状態。
そんな溶岩をぐるりと巡れるわけもなく、とりあえず真正面の水溜まりの無いところに行っただけだったのですが……
今回も硬貨をあっさり発見。
こちらは五円玉でした。
ですが、今回は持ち帰ることはせず、他の皆さまにご利益がありますようにと念じておきました。
他にも豊川稲荷にはパワー満載なところが多いのですが、それは②で後日お伝えしようと思います。
①のメインはご祈祷!!
受付で申し込みをすると、控室へと移動します。
ここでのポイントは、ご祈祷を受ける人だけが拝める「千手観音様」
静かな室内でゆっくり千手観音様と語らうことが出来ます。
それから控室で名前が呼ばれるまで待機。
お茶は自由に飲むことが出来ます。
名前が呼ばれたら、本殿まで移動。
その間、通路から庭を眺めたり、側面に飾られている豊川稲荷にまつわる浮世絵(?)のようなものを見たりできるのも、これまた趣深い。
本殿の中は薄暗く、凛とした空気が流れてます。
一歩足を踏み入れるだけで、身が引き締まる!!
本殿の中で行われるご祈祷は、荘厳かつ神秘的な雰囲気であり、多くの僧侶の声と心臓に響く太鼓の音色で行われます。
もうね。
念仏や般若心経を聴くだけでも心が洗われるようで。
途中で経本をパラパラパラッ!と滝のように流して、喝を入れる場面もあるのですが、それがまた感動を覚えるというか、身が引き締まるというか。
なんとも言えない気持ちになるんですよ。
これは受けた人にしか分からない快感?!←え?
祈祷を終えた後は身も心もスッキリ!
お時間がある方は是非、豊川稲荷に訪れた際は、ご祈祷を申し込まれることをお勧めします。
ちなみに。
祈祷料は三千円からと、リーズナブル。
八千円からは点心(精進料理)がつきます。←いらない場合はいらないと言えばOK
この日、藤白は朝早く行ったせいか、同じ時間に祈祷を受けたのは自分を含め、三組のみ。
けれど、控室や精進料理を食べる部屋の前に掲げられている札を見ると、県内外の有名な企業の名がずらり……
多分、もう少し遅い時間に来ていたら昨年同様、祈祷も大人数の中で行われたんだろう。
少人数でゆっくりとご祈祷してもらえたので、早く来てよかった!
とはいえ、精進料理を食べる個人祈祷の人って少ないのかな?
昨年と同じく。
たった一人で広い広間でポツンと接待のおばさまと食事をさせて頂きました(笑)
ある意味、贅沢な精進料理を堪能した藤白は、その後も境内を散策するのでありました!
そして②に続く!